The Sadie Family Wines, Columella 2021
The Sadie Family Wines, Columella 2021
国:南アフリカ
産地:スワートランド
葡萄:シラー、ムールヴェードル、グルナッシュ、カリニャン、サンソー、ティンタ・バロッカ
インポーター:Raffine
▼サディ・ファミリー・ワインズについて
今日の南アフリカワインの筆頭として牽引する、イーベン・サディ氏のワイナリーです。彼は10代の頃から15年間ヨーロッパのワイナリーで修業し、南アフリカに戻った後は 『スパイス・ルート・ワインズ』 で醸造責任者を勤めました。その後1998年にスワートランドにこの自身のワイナリーを設立し、翌年の1999年に古樹による低収量ブドウから造る混醸の白ワイン「パラディウス」と赤ワイン「コルメラ」の2つのキュヴェを発表しました。これらのボトルには、まるで南アフリカの大自然を体感できるかのような圧倒的なスケール感が表現されており、彼は瞬く間に注目を浴び、一躍時の人となりました。それ以来、南アフリカにおいて最も革新的でインスピレーションに溢れるワインメーカーとして常に最高の評価を得続けており、南アフリカ不動のトップ生産者として君臨しています。
★Tim Atkin MW選出の初代"Winery of the Year"で、再度2022年版でも選出されており、格付けは毎年1級です。『プラッターズ・ワイン・ガイド 2015』でも”Winery of the Year”に選出。彼の畑には樹齢100年以上にもなる多くの古樹が全て灌漑なしで植えられていて、徹底して大地の力を信じた栽培管理が行われており、その畑から生まれたワインは、それぞれのブドウ樹の生き様と土壌の特性を紐解けるかのようです。格式を感じさせながらも滋味溢れる味わいを湛えており、毎年ずば抜けた出来栄えで、他のワイン生産者から常に一目置かれ、熱いリスペクトの眼差しが注がれています。またイーベンは常に完璧を求める職人気質で、スワートランドのテロワールを最大限に表現するためにブドウ樹を育てることと醸造に心血を注いでいますが、全ての工程で機械化とは無縁のスタイルを貫き、重力を活かした醸造を行うなど非常に丁寧な手作業で行われています。しかし彼は生粋のサーファーでもある
ので、海に入る時間を大切にしたいとの理由から、残念ながら今のところこれ以上生産量が増える予定はないということで、これからも予約で完売の状態は続きそうです。
▼キュヴェについて
1999年に「Palladius/パラディウス」と共にリリースされたマルチ・ヴィンヤードのシグネチャー・キュヴェで、
22年目を迎えます。「Columella/コルメラ」とは古代ローマ時代を代表する農学者の名前で、彼の哲学を大切にしたいという思いから名付けられました。
【W.O.】Swartlamd
【産地】スワートランド:パールドバーグ(5区画)、カステルバーグ(3区画)、マルムズバリー(1区画)、ピケットバーグ(1区画)
【土壌】花崗岩、スレート、砂利、砂岩
【平均樹齢】32年
【収穫】小さなイチゴ用のバスケットを用いて厳格に選果されながら手摘みにて行う
【収量】32hl/ha
【全房使用率】100%
【醗酵】区画ごとに分け開放槽(3300L)を用いて約3週間、24℃で予備醗酵を行った後、自然に温度を上昇させ、自然醗酵
【マロラクティック醗酵】あり
【熟成】フレンチ・オーク樽にて12か月間寝かせた後(新樽5%)、楕円形のフードルに移し替えて更に12か月間寝かせます。
【テイスティングノート】例年に比べてより溌剌とした赤い果実の風味を感じ、そのフレッシュな果実感はあたかもまだブドウが樹にぶら下がっているかのようです。アロマはスパイシーなハーブ、香り高いスミレからグラファイト、
黒オリーブから杉の木のニュアンスまで、深くシームレスに広がります。口に含むとタンニンはゆっくりと美しい酸のなかに溶け込んでいき、驚くほどバランスの取れたレイヤーとなって長いフィニッシュへと誘います。熟成は時を忘れることが大切です。
(インポーターさん資料より一部抜粋)
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