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2023/11/12 17:55
Weingut Walldorf / ヴァイングート・ヴァルドルフ
ワイン名: Weiss 2021
国:ドイツ
地域:ラインヘッセン
葡萄:シルヴァーナー 65% ヴァイスブルグンダー 35%
インポーター:Diony
▼ヴァイングート・ヴァルドルフについて
マキシミリアン・デクスハイマー Maximilian Dexheimer(通称Max)は、1992年生まれ。若さに似合わず重くどっしりした落ち着いた雰
囲気と優しい視線が印象的な好青年です。ラインヘッセンの歴史あるヴァイングートの家に生まれた彼は、高校卒業後の18歳からワイン造りを志します。 オッペンハイム(DLR)、ファルツ(Knipser)でスタジエとして経験値を重ね、2013年にニュージーランドのマルボロ(Hans Herzog)で最後のスタジエ期間を終えて実家のヴァイングート・ヴァルドルフへ一度
戻ります。その後1年間、世界的に著名なガイゼンハイム大学で醸造学を学びます。他ドイツ若手生産者の資料でも書きましたが、この時にマルティン・ヴェルナー(ラインヘッセン)、アンディ・マン(ラインヘッセン)、ヤーソン(ラインヘッセン)、アンディ・ヴァイガント(フランケン)、という志を共にする生涯の友を得ます。
現在も彼らとはワインを飲みかわし、情報交換を行い、時には一緒にサロンに出展しながら、ビオロジック農業、農業、ナチュラルワイン醸造の技術と経験値を高めあっております。卒業後は、2014年の1年間は地元ラインヘッセンのゼクトハウス・ラウムラント(Sekthaus Raumland)、2015年はオーストリア/ヴァッハウのフランツ・ヒルツベルガー(Franz Hirtzberger)に最後の修行に出ます。 2016年に再度実家に戻り、2010年からの6年間の修行と勉強の時を終え自分の道を見つけ、念願の自らのワイン造りを開始します。
ヴァイングートの正式名称はヴァイングート・ヴァルドルフ・プファッフェンホーフ。 1896年から代々続く家族経営の小さなヴァイングートです。1988年には彼の両親がヴァイングートを引き継ぎ、98年にはレストランとプレスハウスも 設立します。以後は父親がワイン造りに専任し、母親と祖母がレストランを経営しております。 ラインヘッセンのザウルハイム(Saulheim)とアルムシン(Armshim)に14haの畑を持ち、リースリング、シュペートブルグンダー、ヴァイスブルグンダー、シ ルヴァーナーに最も注力しています。ヴァイングート全体での年間生産量はわずか60,000本、ほとんどがドイツ国内の常連顧客のみへ販売されて完 売となっていたので、国外へはこれまでほぼ輸出されたことがありません。
マックスが2016年に実家に戻ってからは上記の畑から4区画を引き継ぎ、彼のフィロソフィーを基に畑と醸造に変革をもたらし独自のナチュラルワイン 造りを志してきています。 まず最初に取り組んだことはもちろん畑の改革。2016年の1年目はビオディナミ農法への転換から始めます。2018年にはビオロジック農法の手法も 取り入れ始め、ビオディナミとビオロジックの融合を図っています。2019VTGからは醸造方法もナチュラル醸造に徹底し、2020年に初めて彼の100% ナチュラルワインがついにリリースされました。生産量はシュペートブルグンダーが僅か3,500本、シルヴァーナーは1,300本です。
2019年5月に天王洲で開催されたドイツ若手生産者13社を紹介する“Generation Riesling”で初めて出会い、その1 ヶ月後にはドイツ・ラインヘッ センでいつもの仲間皆と一緒にたらふくワインを飲み語り合い、その後も話を続けてきたマックス。 待っていた甲斐がありました!最高のキュヴェ達はピノノワール好き、アルザス好きの皆さんには特にまず一口飲んでいただきたいです。 (インポーターさん資料より一部抜粋)
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