Blog
2024/04/19 15:53
Enric Soler / エンリック・ソレール
国:スペイン
産地:カタルーニャ
葡萄:チャレッロ
インポーター:Diony
▼エンリックソレール
地中海性気候のカタルーニャ州ペネデスの地で、ムルソーのようなチャレッロを造る元ソム リエ、エンリック・ソレール。1996年にスペイン・ペストソムリエ 、”ナリス・デ・オロ(黄金の鼻)” の栄冠も手にしています。
現在は、ペネデスの自生品種チャレッロにこだわり、土壌 や樹齢、その畑の特性に合った醸造方法を組み合わせ全く異なる個性の4種類のワイン を造っています。その優れた嗅覚と味覚はスペインワイン界でも一目置かれ、かつて彼の 主宰していたワインスクールは、彼の意見を聞こうとするワイン生産者で溢れていました。ワ イン・テイスティング・スクール ”ヴィティス・ヴィニフェラ”、大学でのソムリエコースの先生とし て多忙な日々を送っていたエンリックは、2004年、祖父の死を機に樹齢の高いチャレッロ種の植えられた畑”ヴィニャ・デルス・タウス” とセラーを受け継ぎます。それまでは教える他にも彼の優れたテイスティング能力を信頼するワイナリー からコンサルタントの仕事も受け ていたエンリックは、この時初めてワイン造りに興味を持ち始めます。 エンリックの親友でプリオラートの地で、ビオディナミの哲学に従ってワインを造るニン・オル ティスというご夫婦の素晴らしい生産者がいます。エンリックは彼らのワイン・コンサルタントを 引き受ける代わりに、畑と醸造について教えてもらいました。彼が祖父から受け継いだの は、”ヴィニャ・デルス・タウス”と呼ばれる、栽培面積1ha未満、樹齢80年以上のチャレッロ 種の畑とセラーでした。株仕立ての畑は、色とりどりの草花に覆われ、その古株独特のうね る枝をゆったりと伸ばしています。中には、その重さに耐えきれず、石に支えられた枝もある ほどです。
ビオディナミの哲学に従って栽培された畑は、色とりどりの草花に覆われ、生態 系の調和が見事に保たれています。この畑からは、エンリックの子供とも言えるワイン”NUN ヌン”が造られます。そのエンリックが、小規模ながら今では最高級の設備を整えたセラーで造るワイン”ヌン ヴィニャ・デルス・タウス”、かつて2004年VTGでは初リリースにしてバルセロナで最も大きなワイン商の目に留まり、センセーショナルな デビューを飾りました。
ヴィニャ・デルス・タウスの隣には、栽培面積1.3haの、樹齢45 ~ 65年と比較的若いチャレッロが栽培されている畑があります。”Impro-vissacio イ ンプロヴィサシオ(即興)というキュヴェはこの畑で栽培されたブドウで造られています。最近エンリックはこの区画の後ろに位置するパレリャーダの畑を買 い取り将来的には、ペネデスの自生品種マルヴァシア・デ・シッチェスに植え替える予定です。
セラーから車で10分ほど離れた、トレジャス・デ・フォッシュの丘の上には、純粘土質の区画 ”Espenyalluchsエスペニャリュックス”がひっそりと木々に 隠れるようにあります。標高が400mにも及び、ペネデスの街から離れたところに位置するトレジャス・デ・フォッシュは、ペネデスでワイン造りを行う生産 家にとっても非常に魅力的な場所です。トレジャス・デ・フォッシュは自然保護区にも指定されており、絶滅の恐れがある鷲も確認されています。カ ヴァ生産者はこの場所にアロマティックなパレリャーダ品種を栽培することが多いのですが、エンリックは10年前からデルス・タウスの畑のチャレッロをク ローン栽培で増やしてきました。ワイヤー仕立ての畑は、カタルーニャの聖なる山、モンセラートに向かい(北向き)、ちょうど10度東よりの角度になって いるそうです。傾斜がきつく、また近年乾燥が続いているため、表面はグリーンベルトに覆われていません。1ha以下の区画には3000本のチャレッロが 植えられています。昼夜の寒暖の差がペネデス平野に比べて大きいこと、また畑の微妙な段差が、単一品種で造られたワインに複雑さを生み出して くれます。 古い石垣と木々に囲まれたこの区画は、静けさと自然、ピュアな空気に溢れています。
(インポーターさん資料より一部抜粋)
▼全国配送承ります
xotic wines(エキゾチック・ワインズ)は、自然派ワインのセレクトショップです。環境にも身体にも優しいナチュラルワインをお届けしています。
@xoticwines
#enricsoler
#エンリックソレール
#自然派ワイン
#自然派ワインのお店
#naturalwine
#xoticwines
#エキゾチックワインズ
#町屋